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2005-2-27

寒さで熟睡など出来るわけもなく、寝たり起きたりを繰り返していたら、あたりがボンヤリと明るくなって来ました。
時刻は6時。ようやく朝日を拝めるわけです。
昨夜は、どれだけ朝日を待ち望んだ事かw

さっそく竹崎海岸へ歩いて行きました。
(宇宙科学技術館と竹崎海岸は目と鼻の先です)

朝日・竹崎海岸
・・・また曇りですかw
なんか、以前に水戸に行った時も朝日を拝もうとしたのですが、その時も曇りだった様なw
つくづく朝日に縁が無いですねw

しばらく砂浜をブラブラして、車に戻ってもう一眠りしました。
さすがに朝日が出て少しは暖かくなって来たので、今回は良く眠れましたw

そしてふと目を覚ますと、何やら人が沢山居るじゃないですか。
時計を確認すると、9時半。
・・・技術館の開館時間ですねw

種子島宇宙センター
とりあえず、昨夜から気になっていたモノを1枚撮影w
うっすらと「NASDA」と見えていて、その上から「JAXA」と書かれていても気にしな~いw

それから技術館に行ったら入り口で、種子島宇宙センター内の施設見学ツアーの申し込みの受付をしているではないですか!
そりゃもちろん、速攻で申し込みましたよw

見学ツアーまで時間があったので、技術館内を見て回る事に。
ここで学んだ事は、「アイソグリット構造」ですね。
ロケットの内側を見れたのですけれど、1辺10cmぐらいの正三角形がびっしり並んでいました。
これは、厚さが2cmぐらいのアルミニウム合金を、
三角形の辺の部分だけを残しつつ板厚2mmぐらいに削り出して作ったそうです。
これを「アイソグリット構造」と言うらしく、軽くて頑丈な機体を作れるそうです。

そして、あっという間に集合時間になりました。
JAXAバスに乗り込み、まずはロケットの丘展望所へ。
ここは打ち上げ当日は一般人立ち入り禁止です。
ここで、2005-2-26に別アングルで載せている写真を撮りました。
本当は大型ロケット発射場に行けるのですが、昨日の打ち上げの事後処理をしているので一般人は立ち入り禁止だそうです。
確かにこの展望所からも、発射場で水の様なものを撒いているのが見えました。

次に、大崎第一事務所と言う所へ行きました。
H2ロケット7号機
ここの目玉は、H-2ロケットの実機です!
このH-2ロケット7号機は、先に打ち上げられた8号機の失敗を受けてお蔵入りした機体です。

第1段
これは第1段の下の部分で、写真の手前側に第1段のエンジン・LE7エンジンが付くのだそうです。
つまり、奥に見えているのは第1段液体水素タンクのおしりですね。

ちなみに、H-2ロケットの直径は4mあるのですが、これは私が乗って来た、いわゆる大型バスがすっぽり入る大きさだそうです。
あと、遠くから見たら表面がツルツルに見えるのですけど、実際には断熱材を吹き付けてあってザラザラでした。
あのオレンジ色は、デザインではなく断熱材の色だったのですね。知りませんでしたw

最後に訪れたのは、総合指令棟です。
総合司令室
何と言うか、もっと人が大勢いて、パソコンがずらっと並んでるイメージを持っていましたが、それは「管制室」なんだそうです。
ここは、「総合指令室」でロケットの打ち上げや衛星分離の「指令」を出す所だそうです。
指令を受けて実際に作業したり、ロケットからのデータを処理する「管制室」が別にあるそうです。
その2つが一緒の大部屋に存在するような気がするのは、映画の見すぎですかねw

こうして見学ツアーから帰って来て、技術館を最後まで見て回って、種子島宇宙センターをあとにしました。

次に向かったのは、千座の岩屋と言うトコです。
千座の岩屋
砂浜の端っこに大きな1枚岩(?)があって、そこに波の浸食によって作られた洞窟(穴?)が沢山あいていて、
干潮時に入れる様になります。(って、足元が濡れてもいいならいつでも入れる気がしますがw)
洞窟
中から海を見たらこんな感じですね。

次に訪れたのは種子島最南端の地・門倉岬。
高さ100mぐらいの絶壁から、海岸線や、恐らく屋久島っぽい島が見えました。
ところで、種子島と言えば、忘れちゃいけない鉄砲伝来の地!
ここ門倉岬は鉄砲伝来の地として知られる景勝地です。
鉄砲伝来紀功碑
その為か、南蛮船を模した様な展望台があったりして面白かったです。
そこで1人タイタニックとかして遊んで来ましたw

それから、ドラメンタル号漂着地に行って、そこは公園だったのですが、
大きな滑り台があったので、1人で滑ってみたりしましたw
しばらく見て回ってたら、私と同じ島外の観光者が同じ様に滑っているのを見かけたりw

あと、七色展望台と言う所にも行きました。
名前の由来が「七色の景観を楽しめる」というものだったのですが、全然七色じゃなかったりw

そういや、途中でリュックを背負って歩いている人と数箇所で遭遇しました。(同一人物)
自転車で島を観光しながら回っているっぽい人は結構見かけたのですけれど、さすがに歩きは初めて見ました。
確かに南北57.5km、東西5~12kmの細長い小さな島だけれど、歩きはキツくないか?と思いました。

そうして、夕日を見よう門倉岬に帰って来たら、また曇ってるじゃないですか!
つくづく太陽に縁が無いですねw

で、温泉入ったのですが、入浴者が私一人で貸切状態でしたw
昨日とは大違いですねw
その後、国道沿いの食堂で晩御飯を食べて、西之表港の駐車場で寝ました。
この夜は、昨夜の教訓を生かして新聞紙を購入しておきました。
まぁ、新聞紙で空気の層を作れば少しは暖かいのではないかとw
ホームレスの人もよくやっていますしw
そのかいあってか、この夜は3回ぐらいしか目が覚めなかったですねw
(疲れているからという説もありますがw)

こうして、種子島2日目の夜は更けていきました。


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